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デジタルカメラで記録を残そう!

デジタルカメラで記録を残そう!

秋にふさわしい紅葉の撮り方について



・秋にふさわしい紅葉のねらい方

紅葉は写真向きの被写体。
それだけにより美しく表現したいものです。
まず、何よりも美しい色彩の紅葉を見つけます。
紅葉を撮るときには、あれもこれも綺麗だ・・・と言った感じでシャッターを押さないような気持ちで撮るとだんだん綺麗な写真が撮れるようになってきます。

紅葉のアップは逆光(被写体の背後から光がさしている状態)で撮影することが基本です。
葉の裏から太陽の光で透けた葉の光は紅葉の色彩をきわめて鮮やかに見せてくれるからです。

山の斜面の紅葉は斜光(斜めから光がさしている状態)で撮影すると、立体感が強調され輝くような写真になります。
撮影する範囲(フレーミング)はここだと思ったところを大胆にアップで撮影し、あれもこれもと写真に盛り込まないようにします。
秋を強調したい場合は、青空と組み合わせて撮ると一層効果的です。


・秋にふさわしい紅葉の雰囲気の撮影

紅葉を撮るときには、色彩が美しくて姿形が良いものを選ぶのがこつですが、いつまでもそれだけを撮っていたのでは、面白い写真を撮ることは出来ません。

このことは、風景写真の全体に言えることですが、紅葉は春の桜と並んでとくに心情的なもの(美しいと思えるもの)を写しこみましょう。
紅葉の葉のアップや青空との組み合わせ、斜光の紅葉の写し方などをマスターしたら、光の使い方や構図の作り方のテクニックを使って、更に一歩踏み込んだ写真を撮ってみましょう。

それには撮影者の好みでも良いので、滝と紅葉・山里の散る落ち葉など、自分自身でテーマを作ってみて、そのイメージに近い被写体を見つけて撮影してみるのも楽しいものです。
こうしたことをやっているうちに、写真撮影のレベルは基本的なものから少しずつアップして、やがて良い写真が撮れてきます。




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